日本語学校への特別講義

技能実習生育成を目的とした日本語学 校へ訪問し、日本社会への理解を深めるための講座と交流会を無償で実施しました。
インドネシア・バリ島では海外先進国での就労に関心がある若者が多く、日本は就労地として人気度の高い国の一つです。日本で就労するためのステップとして、技能実習生として日本で仕事の技術を学びながら就労する方式が主流となっており、インドネシア・バリ島では技能実習生の育成を目的とした日本語学校が運営されています。BALIISMの日本法人(BALIISM Japan株式会社)は、インドネシア・バリ島における支援活動の一環として、2023年2月と5月の2度に渡りバリ島ジンバランに所在する LPK TERAKOYA BALI へ出張講義を行いました。

BALIISM Japan代表取締役社長 Gede Masayuki氏による日本国における製造業の一般的なプロセスを説明している様子。BALIIAMでは、日本及びバリ島のデザイナーが商品企画とデザインを行い、インドネシアで製造した商品を日本へ輸出している。日本で商品を流通させるための流れについても説明した。Gede氏はバリ島 現地企業での就労経験があり、日本とインドネシアにおける商習慣や働き方の違いを特に強調して説明した。具体的には、日本は時間にシビア(特に納期や会議時間など)であり、信用関係を築いていくためには時間厳守とスピーディな対応が求められることを伝えた。

質疑応答の様子。日本での暮らしや、日本人とのプライベートでの関わり合い方、仕事に対してなど幅広い質問に応えている。研修生達は、ほぼ全員日本へ渡航した事がなく、オンラインでの面接以外で日本人 と話した経験も無い方が多いことから、日本人から生の答えを貰えるだけではなく、日本語の会話練習する機会にもなった。

参加生徒達との集合写真。
本プロジェクトは、BALIISM日本法人が日本とインドネシア国交樹立 65周年記念に合わせて、
日本とインドネシアを結ぶ交流事業の一環として無償で行ったものです。
出張講義地:LPK TERAKOYA BALI (日本語学校)
住所:Jl. Goa Gong No.53, Jimbaran, Kec. Kuta Sel., Kabupaten Badung, Bali 80361
外国人技能実習機構 公認

本プロジェクトは日本とインドネシア国交樹立65周年記念行事として、在インドネシア日本国大使館の後援の元、開催されました。